剛しいら『赤色サイレン/赤色コール』 

novel > Shiira Goh 2005 / 2006

まだ新刊本も未消化なのに
気がつくと積ん読棚から本を漁るわたくし。
これを逃避と、人はいふ・・・?

剛さんの、こんな作品ならきっと
ちょっと軽くて、面白くて
分かりやすくて、時に単純でお約束で
最後は大団円で、読後は腹九分目。

期待どうりでした ( ^ー゜)b
さすがはBL界の赤川次郎氏 ( ← 古かったかしら)

受は本気の恋愛には逃げ腰で意外に熱血の外科医(30)
攻はマッチョ?で押しの弱い気配りやさんの救急救命士(24)

心の機微を大切にする余りなのか
実は剛さん、エチは淡白なんですよね。
その昔は濃ゆいイメージだっただけに
たまに肩すかしですが
その分、個性的な脇キャラで楽しませてくれれば
ALL OK ! です。

なんてね、腹九分目の残りの一分は
まあエチだったりということも、あるとかないとか(笑)

(⌒_⌒) v

剛しいら『見えない月』 

novel > Gou Siira 2008

久しぶりに剛さんの新刊を購入です。
剛さんなので、どこかしらMAGICを期待してしまいます。

作家(攻) × 編集者 〜 よくありますね。
津積は覆面作家だ 〜 ふんふん。
編集の高橋を手込めに 〜 なるほど(笑)

もちろんただの覆面作家であろうはずがなく
津積の使い分ける表の顔、裏の顔に気をとられ
第三の人物がいることを失念してしまいました。

終始一貫高橋の視点の為、ミステリアスな津積の
感情の機微や真意は直接分かりません。

真面目が取り柄の高橋は
最後まで津積に振り回されてるようで
実はこの恋愛の鍵を握るのは高橋のほうだという点で
剛さんらしいテイストの仕上がりだと思いました。

でもなんか物足りないと思ったのは多分
津積がお互いの仕事を尊重し
恋愛に溺れようとしなかったからかなと。
それはきっと、正しいことなんだと頭ではわかるんですが。

ところで作中、地方で買ったスーツだから酷いだろ
みたいな台詞があるのですが
どっかでフォローのひとつもあると思っていたのにな(笑)



剛しいら『シンデレラを嗤え』 

Siira Goh 2006

剛さんの場合はあらすじを読んで買います。
でないと、奇想天外バージョンを知らずに引いて
ショックが大きいからです(笑)

例え派手な設定がなくても
地に足の着いた大人同士の話が
無性に読みたくなったので
そんな私にもってこいの作品でした。

ところがいきなり主人公が
地に着いていた足を離したところから始まります。
そして出会いはスポーツジムです (*≧∇≦)pキャー

同性にみられることを意識して体を鍛える
いかにもなゲイはBLにあまりいないのですが
剛さんは流石、違います d_(>o< )

さぞエッチの展開だけは濃厚になるかと思いきや
他の作品と比べてもさらりとしたものでした、そう御茶漬けくらい?

パートナーは
欲しいと思うだけではダメ。
手に入れるだけでもダメ。
手に入れてからが大事。

と剛さんからキャラ対して、そして読者に向けて
愛情のこもったメッセージ性のある作品でした。



剛しいら『恋愛高度は急上昇』 

Shiira Goh 2006

久しぶりに読んじゃいました。剛しいらさん。
流石ですねエ。上手いです。
ならば毎月新刊を買えば良えっちゅーねん。しかし!
そんなことしたらお小遣いが足らなくなるんだもん(T^T)

この作品は柔(コメディ)でもなければ剛(シリアス)にもなりきれない?
大人の恋愛 in the sky(笑)です。
男性のキャビンアテンダントと
特別航空警察隊の保安官という架空の設定です。

どこら辺が(笑)なのかというと
CAの主人公が押せ押せの襲い受なんですが
したたかなんだか計算外なのか良く泣くので
可愛いというか、可笑しいというか。
しかも職場では先輩女性CAからはゲイをネタに
苛められているというか、遊ばれてるというか。

それでいて彼らは大勢の命を預かる仕事に誇りを持ち、真剣で懸命です。
ですから、ちょこっと勤務中に隠れて何やらしたとしても
目をつむって応援したくなる、大人の恋のお話です。
ほんのりと心安まる読了感でした。good (^^)b