novel > Rio Sugihara 2008野田は10年ぶりなのに 変わってないな
相変わらず難しい奴だよ
学生のころ 結局お前のことが分からなかった
お前が好きにさせてくれたのは カラダだけ
いいや お前が俺を好きなようにしただけかも
それでも 俺を好きになって欲しかったから
俺は今だに、お前に囚われ続けている
世界中でお前程憎くて愛しいやつはいない・・・この作品は野田の一人称なので
上記は若杉の台詞を拾って想像した
なんちゃってモノローグです(笑)
一人称だと相手の気持ちが直接表現できないとか
場面が限られてきたりと弊害もありますが
特に野田という屈折した人物には最適だったようです。
この場合、若杉の態度や台詞に
作者はなんの解説もつけてくれませんが
そこを想像力で補ったり
都合良く解釈することもまた楽しいものです。
ところが肝心の野田が複雑すぎて、自分でも自分のことがわかってなくて
せっかくの?一人称なのに(笑)充分理解できたとは言えず
でも野田の目に映る若杉の美しさと、彼からのひたむきな愛を
さながら自分が疑似体験した気になって
まっこと美味しゅうございました(^-^)最後まで気が抜けない展開で
けっこう、というよりガチで暗い今回の作品が
杉原さんの過去いちばん好きになったみたいです。
いつかゆっくり読み返して、ふたりをもっと咀嚼してみたいです。
(*^^*)
novel > Rio Sugihara 2004Wanted List の本が捕獲できました(*^o^*)
こちら雑誌掲載時は2001年
原型はさらに遡って90年代前半
それだけのことはあります(笑)
宏昭は家族を崩壊させた、ある女とその息子を憎んだ。
女は、そう遠くないうちに父と再婚するだろう。
義弟となる息子は、4歳年下だった。
昔から兄のように俺を慕っていた可愛い佑一。
何も知らずに間抜けで愚かな佑一。
無視できない、忘れたい。
好きなんだ、でも同じくらい憎い。
だから、俺はお前に罰を与えないといけない・・・
主人公は佑一で、一人称です。
臆病なほど優しい彼は、宏昭との歪んだ関係の為
エキセントリックな高校生になってしまいます。
そして晶という同じ歳の少年に恋をしますが
なかなか宏昭の執着から逃れられません。
晶 × 佑一が物語の中心ですが
宏昭 × 佑一としなかったところが
杉原さんの杉原さんたる証し、かもしれません。
あーでも後者も捨て難いんですが〜<(>o<)>
宏昭の衝動を昇華させるはなしも、ぜひ読みたいです。
でも、そしたら水原とほるさんになってまう?
そして佑一という、今にも壊れそうな少年とやらは
昨今のBLではすっかり鳴りを潜めているので(笑)
それがかなり新鮮に感じました。
y(^ー^)y
comic > Rio Sugihara 2008ヘタレ攻、ここに極まれり(>へ<) 褒めてます!
矢萩(攻)にとって、代わりのきかない絶対的な存在、水森。
水森にとって、どうしても自分の心から追い出せない男、矢萩。
友人であっても、それを継続するには努力が必要です。
社会人になって5年のあいだ、週に2回、電話で互いに近況報告
それってもう、つきあってますから!!(笑)平行線だった親友同士は12年の歳月を経て
ようやく交じわり、これからずっと重なってゆくでしょう。
BLの原点回帰に触れた気がします。
ものすっごく焦らされますけど(; ̄ゝ ̄)
初めてのふたりの夜なのに
「愛してる」という言葉がしっくりくる
なかなかありませんね。
Rio Sugihara 2007最近はすっかり、意地悪だったり、強引だったり
時に乱暴なキャラがすっかり認知されて更に支持を得ていますね。
そんな今、杉原さんの作品を読むと
包容力のある優しい男性がまるで天然記念物か人間国宝、は大げさですが
それこそ童話の白馬の王子様のように思えてきます。
そして愛される喜びと幸福感、贅沢な苦痛さえ
しっとりストレートに(←ココ肝心^-^)味わうことができます。
初めて杉原さんの作品を読むつもりでいましたが
実はそうではありませんでした。
雑誌掲載時
2002に読んだようです<(; ^ ー^)面目ない。
すぐに思い出した訳ではなく、きっかけはカーテンの件りでした。
このカーテンには主人公の意識が投影されていて
とても上手い小道具になっているのです。
6 : 4で書き下ろしのほうが多いのですが、こちらは
3歩進んだはずなのに2歩下がった後日談です(笑)
脇役のゲイのご近所さんがいい味、というよりスパイスになってます。
初めて恋をした主人公の戸惑いや
過去の経緯を乗り越えるプロセスを書きつつ
王子様はいつだって野獣になりたがってるとゆうことを証明し
ラストでふたりの未来は、希望と幸せの予感で満ちていましたが
今からが美味しい蜜月なのにwww!
と歯噛みしたのは私だけでしょうか(笑)(≧∇≦)ъ very nice!