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とうがたった腐女子です

いくつになってもヤメられない?!>>腐女子によるBL漫画&BL小説偏りブログ WELCOME TO MY BLOG.LET'S TALK ABOUT "MOE"!!

bl novel > Ruka TAKATOH 2010 /



世界の果てで待っていて ~天使の傷跡~ (SHYノベルス138)

世界の果てで待っていて ?嘘とナイフ? (SHYノベルス)
世界の果てで待っていて ~天使の傷跡~ (SHYノベルス138)(2005/09/10)
世界の果てで待っていて ?嘘とナイフ? (SHYノベルス)(2010/10/22)
強盗殺人事件の被害者であり遺族でもある黒澤は刑事を辞め、今なお独りで事件の真相を追っていた。
黒澤探偵事務所のクライアントの弟に殺害容疑がかかり、無実を証明するべく新たに依頼を受けるが。
まる五年の歳月を経て、シリーズ待望の新刊! 以下続刊!!



黒澤統一郎は、過去に生きている。
最愛の妹の、可能性に満ちた未来が理不尽に断たれた、その理由を探している。

悲嘆と絶望が怒りに代わり、すっかり冷えきった胸の奥にある黒い塊は
硬いハガネのようでいて、中身は溶岩のように、その核は今もなお赤く熱く。

激情が過ぎ去り、執念となって、自身を追い込み、他人を遠ざける。
果たして統一郎が目的を達したとき、彼の側にいるのは?
そこが世界の果てなのか? そして統一郎の真の目的とは?


統一郎のストイックさと孤独が、彼の強さと危うさでもあり
私にとっての、この作品の魅力に尽きると思う。
そこにヒロイン(雪人)への依存や関与が、今の段階では大きくても小さくてもダメなのだ。

人は愛がなくても生きていけるかもしれない。だからこそいずれは
統一郎には苦しんだぶんだけ、幸福を追求し愛を手に入れ未来に生きて欲しい。



5年前の作品ということで、とっくに高遠さんの構想自体は完成してあると思いこんでいたが
実際はどうなのだろう。 案外話が当時よりも膨らんでたりしてね?
2冊目で完結するものと思っていたわたくし(^-^;

作品自体は期待を裏切らず、今後もかなり面白そうだから、それは良い事だとしても
困ったことに、私自身が続編を待ち望むあまり
無意識に統一郎のことを美化していたんだなあと、今回読んでいて思う事数回。

でもきっと続きを読めるのはそんなに先じゃないはずだから、その点の心配は・・・
版元が特設ページ2冊同時発売記念特集をしているのだが、なぜ時期を言及していない(笑)




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高遠琉加『捨てていってくれ』 

2010/08/28
Sat. 21:16

bl novel > Ruka TAKATOH 2005 / Let me alone


捨てていってくれ (ビーボーイノベルズ) 捨てていってくれ (ビーボーイノベルズ)
(2005/11/18) 高遠琉加
隆之が好きになったのは、バイト先の上司から、同じ職種の先輩へと変わった沖屋。
仕事ではその存在が大きすぎ、恋人としてもいつも余裕で主導権を握る沖屋が
まさか怯えていたなんて、誰が想像できただろう。



私が読んだのは新装版じゃなくて、自宅の積読からで
本屋に並ぶ新刊をみて、このタイトル知ってる!Σ( ̄□ ̄)てな感じで掘り起こして
しかも支障はないとはいえスピンオフの原作を読んでないわけでして…(-ω-*)


沖屋はそれは大事に大事に隆之を育てている。
本来隆之はノンケだったし、彼が大学在学中から編集長として目をかけていた訳だし。
でも自分色に染めるというより、かなり放任主義でスパルタだったりする(笑)

自信家でありながらゲイであることに卑屈な一面もあり、恋愛に対してトラウマ持ちの沖屋が
最後の恋人という意味で、年下の隆之にすべてを懸ける、というのは結構シリアスに大変で。

つまり隆之はまだまだケツの青いぺーぺー(笑) 沖屋曰く彼を原石に例えていたが
その辺の裏付けや根拠がちょっと弱い気もする。が、例え惚れた欲目であっても
それが恋というものだから、まあいっか(笑)

隆之がビシビシとしつけされてる様子はなかなか(笑) ピシッ! (*ー"ー)ノ☆)>o<)ノノ アゥゥ!
もしかして新装版では、成長した隆之の様子が読めるのかなあ??

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高遠琉加『甘い運命』 

2010/03/21
Sun. 09:39

甘い運命 (二見書房 シャレード文庫)
bl novel > Ruka TAKATOH 2010 / Le destinee sucré


母親の暴力に耐え続けたイチは
ただ生きるという気力さえ失くしていた。

限界にいた彼に手を差し伸べたのは、高校の元担任である湯原。

「僕なんかと一緒に暮らすつもりですか?」




突然だが、私の近所にとても大人しいレトリバー犬がいた。
私が道を歩いてきても、吠えるどころかジッと伏せて眠ったまま。
立ち止まってジッと見つめると、やっと重たいまぶたを上げるのだが
その黒い穴のような目は、これまで私の知っている犬たちとは違っているのだ。
そう、生きていない。力なく悲哀に満ちたその瞳から、私はすぐに目をそらす。

散歩すらろくにされてないというその犬は
きっとこんなふうに同情に満ちた目で見下ろされるのに慣れているのだ。
立ち上がってしっぽを振って愛想を振りまこうとしない。

どうして私はその犬に近づき、触れてやらなかったのかなあ。
門扉もないガレージで、家人に見咎められる可能性は低かったろうに。
無責任なことはしたくない、そんなのはただの言い訳。

湯原ならきっと躊躇わずに近づいて膝を付き、その鎖から外してやったことだろう。
イチにそうしてやったように。



湯原がイチ対して求めたのは、側にいて欲しいということ。
君にできることを手伝って欲しい。僕たちを助けてくれないか?と。

湯原は、まだ乳児の姪 海の世話に追われ、自身も限界に近かった。
自分と一緒に住む理由をこじつけたのも当然あるが
僕でも役に立てるかもしれないなら、まだ生きていてもいい、そう思わせた。
彼は求められることに飢えていたから。ずっと寂しかったから。

母親の歪んだ愛のせいで、イチは自分に価値が見出せなかった。
イチは海に信頼され愛されて、初めて自分を愛することができたと思う。
そうして初めて自分と違う誰かを愛することができるようになったのだろう。
それが湯原だったとしても。


実は、海が成長したことで、物語の9割くらい終わった気になったんだなあ(笑)
海を育てることで、イチもまた本来の生命力を取り戻し、心も自立していく。
そんな作品として既に完成度が高いと思ったから、BLな部分はオマケみたいな(^-^;A

長く暮らした恋人達の多くは次第に家族へと移行していくものだが
逆はこれまた難しいものよね、きっと現実でも・・・

家族同然に暮らしてきた彼が今さら・・・という、湯原視点でかなり同情したし(笑)
そこは作家としてかなり苦労しただろうなと伺えるが、さすがに上手くまとめたと思う。
湯原の下戸は、そこの伏線だったのね?(爆)

だけどBLにはそもそも傷ついた心を癒す、というヒーリング的なものが根底にある
少なくとも私にとってはずっとそうだったので、この流れもまた最後には納得できるのだった。


小冊子はATMで580円! そういえばシェフはイチャイチャが足りなかったから楽しみ(笑) 


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高遠琉加『美女と野獣と紳士』 

2008/12/12
Fri. 22:35

novel > Ruka Takatoh 2008 /
Beauty and the Beast and Gentleman


表紙に美女が載っていないのは
今まで気がつかなかったけど、もしやBLの不文律?(笑)

待望の「愛と混乱のレストラン 2」
うおお(叫) でもこんなのは望んでいなかった!
なんという痛々しい × × × ・・・!

いや一応ネタバレないよう伏せてみまいた<(; ^ ー^)

リヒトは意思の強い人間だ。
目標をおいて、がむしゃらに突き進んできた。
そして同時にそれは孤独との闘いの日々だった。
観念的なだけでなく、天涯孤独のリヒト。

意思の強さと精神の脆弱さが同居する
危うい魅力の男リヒトに吸い寄せられた
まったくタイプの違うふたりの男。

今回それぞれ失点はあるものの、野獣は紳士の比ではない。
その野獣にはいったいどんな起死回生の策があるのか
3作目を期待せずにいられないのであった。

(^-^)んまいもの、食いたいー!
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高遠琉加『溺れる戀』 

2008/08/01
Fri. 23:27

novel > Ruka Takatoh 2008

昭和初期 震災と復興の混沌

頭取の三男坊で世間知らずの僕と伊藤は
対極に位置していたと思う

彼は勉学に貪欲で 同期と馴れ合わず 教授にも媚びず
しかも美丈夫でもあり 浮き名は絶えなかった 

しかし ある雪の夜を最後に 彼は消えた
もう会うことはないと 思っていた



タイタニック、とまでは言わないけど
豪華客船の一等船客と三等船客の恋なので。
時代的にも挿絵の今市子さん的にも
セピア色に変換して読まれると叙情的にも素敵かと。

ただ、この坊ちゃんがうすぼんやりした、のほほんキャラで
私の中にも、うすぼんやりした印象しか残らなかったのがなあ。

高遠さんがあとがきで時代考証に四苦八苦・・てな
エピソードをこぼしてるけど、そっちに神経使いすぎたのかと
思わず疑っちまった( ̄▽ ̄;)

伊藤は、たった一度の夜だけで、何の言葉の約束も交わさず
いつか迎えにいくつもりだった、という
こんな優秀な男なのに、なんつう天然ぶりかと(笑)

繊細なおはなし、なのはわかるけど
ごめん、あんまり萌えらんなかった m(_ _)m

(^-^; < 戀 >コイって読めなくてごめんなさい。
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高遠琉加『好きで好きで好きで』 

2008/06/23
Mon. 18:20

novel > Ruka Takatoh 2004

恋におちた
あっけないほど
たわいもなく

それは
バラ色ではなく
決して甘くもなく
僅かな希望もなく

ただ辛くて
ただ持て余すしかない
君への欲望

・・・消えてなくなりたい


いつまでも神棚に飾っている訳にいかないし
柏手を打ってから読みました (^-^;Aウソ

始まらない、という前提の恋は
切なさを通り越して自虐的です。

ただひとつの恋がうまくいかないだけで
仕事も他の人間も何もかも、どうでもよくなってしまう。
あきらめて、忘れて、違う誰かを好きになればいい
わかっているのに、それが出来ない。

そして読み手の多くは、かつての自分の経験と重ね合わせて
いとも簡単に主人公に感情移入してしまう。

長い片思いのはなし、なんですが
あ?なんかシンプルでいいわー!!(笑)

だけどせっかく途中から視点を変えてくれたのに
また最初のスタートに戻らなくてもなあ。
あと、初エチは家でやんなさい!(^-^;

しかし、佐々成美さんの挿絵が
とっても久しぶりなんですが、なんででしょうか。
単に最近私の読む作品の傾向とマッチしてないだけ?
あ、雑誌買ってないからかな。

(⌒-⌒) 今度は花屋続きか?
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高遠琉加『愛と混乱のレストラン』 

2008/06/09
Mon. 19:51

novel > Ruka Takatoh 2008

やっと読みました(笑)
そしてやられました(困)
続きものだって、知りませんでした(泣)

笑わない、というより表情がなく
馴れ合わない、というより拒絶され
完璧な容姿とスーツは、彼に取って鎧。
支配人の肩書きをもつ、この男の名はリヒト。

そんなリヒトの店に請われてやってきた
シェフの久我は、情熱と信念と本能のひと。
食べることに興味のないリヒトとは水と油。

リヒトをネチネチと苛めたり
真っ向から反発したり背いたり
君は気を引きたい一心の小学生か!!

でもリヒトのほうは、ある意味子供だった頃のあの日から
大人になれないまま今日まできたようなものなのです。

そしてふたりの間に芽生えたのが恋なのかどうか
明瞭にしないまま続くのですが
あああ、めっちゃ待ち遠しいずら <(>o<)>

そういえば、リヒトと似たような境遇の男が
某人気コミックではシェフになってました。
料理をする側になるか経営する側になるか違いはあれど
人生から切り離せない執念と強い意志が共通しています。

ところで、口絵のイラストに脇キャラ持ってくるのは
止めた方がよくないですか?
さわやかに微笑む青年がてっきり支配人だと思って読み出して
キャラのイメージが定まらなくて混乱したのは私だけかえ?
! わ、わざと・・・?(笑)

(⌒▽⌒)
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高遠琉加『ホテル・ラヴィアンローズ』 

2008/05/11
Sun. 09:41

novel > Ruka Takatoh 2008

都心から離れた辺鄙な場所にある寂れた洋館
< HOTEL LA VIE EN ROSE >

廃墟となった、かつてのホテルの一場面から
時限を遡るように3つの物語りで構成されています。
最初に浮かんだのは、語シスコさんの漫画です(笑)

・虐待から逃れ衝動的に旅を始めたふたりの高校生。

・心中から逃げた罪悪感に縛られる会社員とホテルマン。

・ここで生まれ育った元華族の珈琲店店主と幼馴染み。

最後まで気になるのが、実は最後の小作品です。
何故なら腐女子の来るべき高齢化にあわせて σ(TεT;)
BLにもシルバーの波がとうとう・・・?

なーんて全然見当違いで
そそっかしく盛り上がりそうになった訳で ・m・) プププ

それはさておき、細かいこだわりでしょうが
出会いや再会などの様々なタイミングは必然であったにしても
偶然は最小限がいいなあと感じました(^_^;)

無愛想なホテルマンがいちばん良かったかな。
意地悪で、優しくて、唯一のエロ担当(*^o^*)
そして、あんなに酒豪?の二日酔い会社員(受)は
山田ユギさんの漫画のキャラとかぶって
妙に可愛いというか憎めないんだな、これが(笑)

(⌒_⌒)
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高遠琉加『世界の果てで待っていて』 

2008/04/07
Mon. 21:38

novel > Ruka Takatoh 2005

探偵とくれば新宿ですが
こちらは渋谷の「探偵さん」です。

所轄の刑事だった黒澤は、現場を離れることを余儀なくされるが
それを機に、持ち前の正義感と経験を糧に探偵事務所を構える。

当時、同期の同僚で最も親しかった櫂谷は
黒澤とは正反対に実直で生真面目で、しかも美しかった。


探偵事務所の依頼に事件性が絡み、ふたりで協力しあうのですが
肝心のふたりのことは全て過去回想とは、なんたる手法。
現在進行形じゃないんです(T-T)

おかげで読み終わってからがすっごいドキドキしました。
まるで人の秘密を覗いたような、そんな感じです。

黒澤の「これで、キスは最後にする」
というのはつまり<残りの人生でするキスは>
ということでしょうか?

わー、もう一回と言わず
好きなだけ!させてやってくださいまし!!


本来私は、シリーズ物とか続編とかどちらかといえば
好きではありませんが、これは別。
PLEASE!! FOR US!
もう2年も経ってますが・・・(T_T)シクシク

ただ、そのつもりで読むとそうでもないかもしれませんが
読みにくい、と感じました。
文章の倒置法というのがあるとしたら、そのせいかもしれません。
今回のはなしの構成上、仕方なかったのかな?
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2019-11