中原一也『愛は憎しみに背いて』 

novel > Kazuya Nakahara 2008

蘇芳さん
十年目あんたが俺にしたこと覚えてるよね。
俺を騙し、俺を裏切って、俺を捨てた。
あんたが憎い。
あんたを許さない、絶対許さない。


悲しいかな、BLてのは
どんなに極悪人に書かれていようとも
そんなわけ、ないよね〜〜〜
などと素直に受け取れないもの。

だってハッピーエンドを前提に読んでる
不思議なフィクションなんだもの。
それを踏まえて本当は読むものなんだけど!

医療裁判とゆうのも、どこまで踏み込んで書くのかとか?
こっちがちょっとたじたじ・・・
だから前半は、どこまで真剣に読んでいいやら(笑)

Dr.蘇芳の設定も、かつてピアスしていた軟派な剣豪
そういうのも、現実にはいるかもしれないけど・・・

弁護士と医者として再会するふたり
案の定?誤解は解けて
後半はそれでもだいぶ盛り返した、かな?

蘇芳が受けに襲われて、たじたじになってるとこは
面白かったけどね。
でも襲い受のくせに女を抱けるとは、ありえねえ(爆)
ひとの二倍楽しんでるよなあ??(^-^;

( ̄~ ̄;)

中原一也『野良猫とカサブランカ』 

novel > Kazuya Nakahara 2008

カサブランカ・・・蘭? いや百合だよ百合
ってよく見りゃ表紙に溢れんばかりじゃん。
朴念仁だよオイラはどうせ、山辺以下だよ(T_T)
以下ネタばれ感ありでござる、申し訳ござらん <(_ _)>

この山辺って男、不能で少年性愛者でサディスト
宦官みたいな欲望のギラギラした奴でマル暴との癒着もあり。

この男が連続少年暴行殺人犯として浮かんだ訳は
被害者から採取されたカサブランカの花粉。
なぜなら山辺がプレイするときは
カサブランカで部屋を満たすのが常だったから。
そのことを知るのは、2年ものあいだ愛人をつとめた律だからこそ。

6年もの歳月を経てなお、山下の律に対する執着は
むしろ強くなっており、その魔の手が再び律に襲いかからんとして・・・

あ!Σ( ̄□ ̄;) これBLなんで一応
山辺クンは主役じゃありません、えへへ m(_ _)m
それと、ちっともイケてないおっさんです。
彼が変態じゃなくてサイコなら
また違う萌えがあったろうに、惜しいです。

あのさ、被疑者があがっててターゲットも分かってんなら
張り付けよなああ!律に。 囮にしろとまでは言いませんが(T-T)

無理!無理ですよ中原さん、なんか流れが?
えーと主人公の律にひとりで闘ってもらいたいのですね?
そして律を愛する男・須田には、ぜひとも単身救出して
ヒーローになってもらわねば、という格好ですね?

NO GOOD!!

最後デパートで恥ずかしそうに買い物する須田を
想像するとちょっと萎えな私は、やっぱり朴念仁でした<(>o<)>

6(⌒〜⌒ι)

中原一也『愛とバクダン』1-3 

novel > Kazuya Nakahara 2004 - 2008

ドラマ「the OC」
season 1 で終わってればよかったのに・・・∫(TOT)∫


誰も信じない
誰にも心を開かない
誰も迂闊に近づけない
謙二朗はまるで手負いの獣

そんな彼を手なずけたのが探偵・竜崎
BL界のナウシカが、まさかあんたやったとは?!
いや、ホントに咬まれてるしね(爆)

そんで、バクダンはいつ出てくるのって思うのが人情やろ?!
出てきません(T-T) 敢えて言うなら謙二郎でしょうか?

で、このナウシカもどき
実はデフォルト無精髭 + くわえ煙草の
3メートル先から臭いそうな(爆)おっさんです。
しかも意地悪でスケベで、たぶんエスで
かつては節操なしの、どうしようもない不良おやじ。

>たぶんエス
だって謙次郎に対しては発揮されてない、全部伝聞 ( ̄д ̄) エー

このおっさんが、ラストアクションヒーローってゆうか
頑張り過ぎ ( ̄▽ ̄;) いいえ、エチだけじゃなくてですね。
ぼこぼこに殴って殴られるのはBL業界でも上位だし。

90年代のミステリにはこんな探偵がいっぱいいたなーみたいな(笑)
くさった刑事の成れの果てのしょぼいただのおっさんでも良かったのに
読んでてそこだけは辛かったっす(笑)

それ以外はおっさんの< ひな鳥飼育日記 >みたいでほのぼのとして
でもゲージを出て飛び立つ成鳥を見上げる姿は切ねーといいますか。
いえ、戻ってきますけどね(^-^)

7年めのふたりが番外編でちらと登場するのですが
同居してないみたいなのですね。
それって意外でいて、らしいというか。
一緒に暮らして楽しいのは、きっとおっさんだけです(笑)

(⌒-⌒)

中原一也『KYOUHAN/真夜中の純情』 

novel > Kazuya Nakahara 2002 / 2006

わたしがこの作品を読みだしてしばらく
あれ、いつ刑事が出てくるの?
と思ったとしても誰も責めまい、よね?

それでもって冒頭のシーンで、年下攻かあ・・・
と思ったとしても以下同文(笑) パーンチ G=(^。^G)

あっちこっちで突っ込んでるであろう声が耳に痛いわ〜
エヘ(^ρ^;)\(″″) オイオイ..

そう、これはれっきとしたオフィスラブなりよ!!
いや、むしろ大好物には違いないので歓迎ですが。
タイトル紛らわしいっちゅーねん!?

男盛りの切れるセクスィー営業課長 × 若手ナンバーワン部下

タラシもタラシ、この節操なしのオヤジ(36)が
初心で真面目で不器用な青年をたぶらかします。

しかも、会社だろうと繁華街だろうと盛る盛る(爆)
まあ、激務の合間のわずかな逢瀬、なので大目にみますが?

あまりにも大胆なので、そりゃトラブルも呼ぶわね(゜-゜)(。_。)ウン

バクダンシリーズより先にそろったので読みましたが
噂に違わず面白かったよ! 助平オヤジに乾杯!! 
でもタバコはやめようね。

(*^o^*)v

中原一也『ハチミツの王様』 

novel > Kazuya Nakahara 2004

「幸福の黄色いハンカチ」!! あれは網走か?じゃあ
「トラック野郎」!!
ははは、どれも違うだろっっ (~。~;)~ ほえ?

駆け出しの養蜂家は元長距離トラック運転手。
夢は花の開花を追いかけて、全国を蜂と共に旅をすること。
着実に努力と準備を重ねてきて、いよいよその時がやって来た。
そこへ地元で喫茶店を営む男がハチミツを買いたいとやってくる・・・

このおっさん、ワッフルにハチミツをかけたいといったら
「なんだそりゃあ」って、じゃあ、何の為に作ってるんですか(笑)

すんごい無骨でデリカシーにほど遠いおっさんなので
そんな人に遠距離恋愛は無理って思うんですが。
案の定、旅の半年間、恋人に電話一本寄越さないという筋金入りです。

男くさくて、無愛想で、年中長靴はいてそうな、こんなおっさんが
また、たまらん!と思う自分が好きだったりして(*^o^*)

受が負けん気の強い、甘え下手なので
なかなか前途多難な恋ですが、きっと大事に育てていくことでしょう。

ただ、できればおっさんの意外な十字架を
後半でも絡めて欲しかったかなと思います。

good (^^)b

そうだ、「幸福の黄色いハンカチ」がアメリカでリメイクだって〜
それも、しかも、あのウィリアム・ハートだよ。
た、たまらん(V^−°)イエイ!