FC2ブログ

とうがたった腐女子です

いくつになってもヤメられない?!>>腐女子によるBL漫画&BL小説偏りブログ WELCOME TO MY BLOG.LET'S TALK ABOUT "MOE"!!

スポンサーサイト 

--/--/--
--. --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
拍手する

[edit]

***
***

page top

凪良ゆう『積木の恋』 

2011/10/29
Sat. 22:00

bl novel > Yuu NAGIRA 2011 / love of "tumiki"


積木の恋 (プラチナ文庫) 積木の恋 (プラチナ文庫)(2011/10/11)凪良ゆう
中卒で働き出すも上手くいかず、男性相手の詐欺行為で世の中を渡って来たレン。
今度のダーゲットのドクターは、これまでとは勝手が違い、レンを戸惑わせる。


この作品は恋愛が題材であるが、テーマはコミュニケーションと言えるかもしれない。

決して解り合えないことを前提に、相手のメッセージを拒否したり
自分の意志を言葉にすることを断念すれば
恋人はもちろん、友人、仕事関係、家族ですら
どの間においても真の関係は築けないとはっきり突きつけてくる。

レンにとって最初の恋だが、もし彼を諦め、この先も変われないままなら
これが最後の恋となるかもしれない、それほどの分岐点にレンは立たされている・・・


凪良ゆうさんはヒューマニティに満ちた作家であり
それは鋭い人間観察と経験からもたらされるものなのか
豊かな想像力と呼ぶギフトなのか、どちらにしても
私たちにとっては、BLとして読めることが、またとない贈り物である。

しかし、既に多くのひとにとって、もうただのBL作家ではないとも思う。






以下蛇足であるが、ちょっと感じたことをつらつらと書いてみた。
作品とはまた別に切り離した内容のつもりだけれども
これから読むつもりの方には絶対おススメしないし
ちょっと時間を無駄にしても良いと言う方のみ、ね・・・<(; ^ ー^)




あくまで作品の価値を下げる要因にはならないという前提で、水を差すつもりはないのだが

結婚の約束をしたわけでもなく、借用書や契約書を書いたわけでもないのに
同性間で詐欺で実刑って有り得るのだろうかと。

半ば投げやりになった彼が自ら罪を認めてしまったからなのかもしれないが
これが腕利きでなくとも弁護士が付いてくれれば
情状酌量や、返済を条件に被害者の訴えを取り下げさせたなら
起訴されずに済んだかもしれないのにと思わないでもない。

物語上、罪を償うことは絶対条件で必要かもしれないけれどね。

なぜそう思ったというと、決して法律に詳しいわけではなく
私の親族が、騙されて他人にお金を巻き上げられたにも関わらず
契約書がないばかりに被害届すら受理されなかった経緯が現実にあったからだ。

作中で、レンが親しくなった高齢者とその孫が登場するエピソードがあるのだが
もし私がその孫の立場なら、ほとんど同じ行動をとったに違いないと思う。
もちろん、当たり前とは思わないが。

今のこの不安な世の中は、自分の身を守ることに精一杯で
レンのような事情を抱えた、けれど真面目にやり直そうとか
遅れをとったけれども再出発したいと望む者にとって、厳しくならざるを得ない。
だからせめて、取り消しようのない前科というハンデがなければと思ったのだ。


要するに、そこまで肩入れするほどに、レンには共感せざるを得ない主人公だということだ。
多かれ少なかれほとんどの読者はそうだろうが。

私自身、リアルな人間関係に於いて、意志を伝達するツールを持っていても使いこなせず
誤解したり誤解されたり、人との繋がりが希薄になり、だんだん疎遠になったり絶縁したり
しかもブログですらコメントも閉めて、一方的に綴るのが精一杯・・・という惰弱ぶり。

本当はどうあるべきか分かっている、でも実際に実行できるかというと・・・
だから、この作品を読み終えて、胸の奥が暖かくなる人もいれば
逆に私のように焦燥感にさいなまれる人もいるかもしれないと思い、つい筆を走らせた。


私にしてはかなり長くなったけれども(汗)
ここまでつきあってくれてありがとう。

そして私の惰弱さを先刻承知でいつも読んでくれる方へ、本当にありがとう。


ばーど





関連記事
拍手する

[edit]

***
***

page top

2018-10

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。